IBUSHIGIN 山六瓦工業株式会社

「新しい形」ができる理由

100年以上、瓦と向き合ってきた誇りと技術。

新しい瓦を作る喜びを、これから先の100年も。
初代樅山庄七が黒瓦を作り始め、四代目の二作が赤い色の塩焼き瓦に転向、先代喜六は、瓦の成形部分に特化しようと瓦白地の製造のみに絞り、六代目明生も日々瓦白地の成形に邁進してきました。
瓦とともに歩んだ100年。時代の移り変わりにともない住宅事情も変化し、製造する瓦も形を変えていきます。しかし瓦職人としての誇りをもち、お客様に満足いただける製品を作るため、常に創意工夫を凝らし、伝統技術を継承してまいりました。
粘土と向き合い、一生懸命作る事。
この喜びをこれから先の100年も伝えていきたいと思います。
新しい瓦を作る喜びを、これから先の100年も。
挑戦し続けてきたからこそ作れる、新しい形。
一口に瓦と言っても、現在では日本瓦からフラット瓦まで、実にさまざまな形があります。
雨や風から屋根を守る瓦は、屋根の形に合わせて、丸いもの、三角のものなど、たくさんのパーツがあります。当社では約100種類の金型を使って成形。
それらの一つひとつの製品によって、ひび割れるてしまうもの、金型通りに仕上らないものなど成形のポイントも異なります。そのため、職人の経験を活かし、それぞれの瓦にあった成形方法を常に模索し、改善してまいりました。
挑戦し続けてきたからこそ作れる、新しい形。 製品の形によって、どんな金型を作ったらよいのか、 成形しにくい部分を克服するには金型をどのように 直したらいいのかなど、金型製造の会社と協力する ことで、最良の方法を見つけます。 お客様が求められる新たな形を実現するため、 プレス成型の技術の飽くなき追求を続けていきます。
挑戦し続けてきたからこそ作れる、新しい形。
常識に捉われないアイデアで、常に新しい瓦づくりに挑戦。
35年前までは、瓦成形のプレス回数は1回が普通でした。しかし、先代喜六は、
プレス機械を2台導入。
1回のプレスでは成形が難しかった形も、2回に分けて少しずつ形を作っていくことによって、より高度な成形ができるようになりました。
職人の知恵と柔軟な発想で、新しい形の成形にとり組みます。
常識に捉われないアイデアで、常に新しい瓦づくりに挑戦。
粘土・プレス成形の特性を知っているからできる、最適な提案
粘土は自然素材です。水分を多く含んでいるため、自由に形を変形できますが、製品の形状によっては金型どおりに粘土が伸びず、うまく成形できない場合があります。製品ごとにどのような金型を作ればよいのか、工夫するポイントはどこかなど、これまでの経験から判断していきます。最新設備をもつ、金型製造会社と協力し、新しい形とデザインを実現するための金型の形、成形方法を提案していきます。
粘土・プレス成形の特性を知っているからできる、最適な提案
一度、受注した仕事は責任をもって納品。
お断りしたことはありません。
当社では、他社で成形ができず、お困りになったお客様からご相談をいただくこともよくあります。荒地(製品の大きさに切った粘土)の大きさを変えたり、「ためし入れ」(あらかじめ、粘土にねじれを入れる方法)のテストを何度も行ったりと、試行錯誤を繰り返しながら職人達がアイディアと技術を駆使してどの製品も無事製品化し、お客様に届けてまいりました。
この経験からどんな難問でも諦めず、お客様に満足していただけるまで努力する、作ることや、工夫することが大好きな職人が育ちました。
一度、受注した仕事は責任をもって納品。

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