IBUSHIGIN 山六瓦工業株式会社

IBUSHIGINがめざすもの

伝統の色合い"いぶし銀"で、斬新なデザインを表現。
瓦成形職人が100年受け継いだ"いぶし銀"の技で、成形します。

IBUSHIGINとは
これまでは主に和風建築の屋根に使われてきた「いぶし瓦」の焼成方法ですが、近代的なデザインの中でもすばらしい色合いを表現できることが分かりました。
凹凸のある立体的なデザインの中では、光のあたり方によって、前面から見た場合と斜めから見た場合で、光る部分や影になる部分が変化し、さまざまな表情を見せてくれます。
「いぶし瓦」ならではのこの特長を活かした、伝統の色合いと立体的なデザインの融合による新しい形の焼き物です。
IBUSHIGINとは
IBUSHIGINがめざすもの
近年、太陽光発電の普及や人々の趣向趣味の変化にともない、軽い屋根の利用が増えると同時に屋根瓦は利用される機会が少なくなりました。
時代の変化とともに人々に必要とされるものも変わっていきます。
そんな中でも、私たちは1000年以上日本の屋根を守り続けてきた屋根瓦の価値といぶし瓦の美しさ、またそれを作り続けた瓦製造の技術を守っていきたいのです。
日本人が愛してきた屋根瓦や受け継がれてきた伝統技術は、新しいデザインによって新たな価値を引き出すことができると考えます。
IBUSHIGINがめざしているのは、伝統の瓦の色合い「いぶし銀」と、瓦職人が受け継いできた「いぶし銀」とも呼べる匠の技を次の世代に継承していくことです。
時代とともに形は変わっても、瓦がもつ本来の機能性や美しさを残していきたい。
それが100年にわたり瓦を残し続けてきた私たちの使命です。
IBUSHIGINがめざすもの
IBUSHIGINの色合いを作るには
いぶし瓦の銀いぶしの色合いは、約1100~1200℃の高温で焼成された後、空気を完全に遮断する、「燻化」という工程において生まれます。
無酸素状態になった窯の中で、炭素を含んだ煙を発生させていぶします。
そこで、瓦の表面が炭素の被膜に覆われます。
炭素は瓦の中まで浸透し、瓦全体が銀いぶし色になるのです。
この炭素の被膜は光を乱反射させ、角度によって黒っぽく見せたり銀色に光って見せたりします。また「燻化」の工程での炭素の付着量の微妙な違いにより、瓦一枚ずつの 色や光り方が微妙に異なります。これにより、いぶし瓦は日本の「わびさび」を表現した何とも言えない落ち着いた色合いになるのです。
また、この炭素の被膜は長い年月の中で風雨にさらされながら少しずつはがれていきますが、瓦一枚いちまいの被膜のとれ方が異なるため、時を経るごとに味わい深い色合いに変化していきます。
IBUSHIGINは立体的なデザインによる新しい形
瓦のプレス成形の技術は、凹凸のある立体的な形を成形することができます。
モダンな洋風建築に合う斬新なデザインでも、伝統の色合いいぶし銀は、様々な表情をみせることと思います。
今までなかった、新しい形をIBUSHIGINでつくりませんか。
IBUSHIGINは立体的なデザインによる新しい形 IBUSHIGINは立体的なデザインによる新しい形 IBUSHIGINは立体的なデザインによる新しい形

IBUSHIGINデザイン募集しております。
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