店舗をリニューアルするにあたって、当社が所有する明治期の千代紙デザイン「色硝子」で建物全体を包み込むというコンセプトのもと、設計事務所に建物をデザインしてもらいました。
「煉瓦」の工法と日本の伝統素材である「瓦」とを組み合わせた革新的な新しい工法に期待していました。
成形を担当した山六瓦工業さんも初めての試みの為、当初は成形が安定しないことがあったようですが、表の立体的なデザインを保ちつつ成形が安定するように、金型に工夫をするなど、瓦成形の技術を使って、解決して頂きました。
黒いぶしの色に焼成され完成した壁面は、重厚感がありながらもスタイリッシュな外観となりました。
何年経っても廃れない普遍性と斬新さを兼ね備えていると感じました。