IBUSHIGINがめざすもの
近年、太陽光発電の普及や人々の趣向趣味の変化にともない、軽い屋根の利用が増えると同時に屋根瓦は利用される機会が少なくなりました。
時代の変化とともに人々に必要とされるものも変わっていきます。
そんな中でも、私たちは1000年以上日本の屋根を守り続けてきた屋根瓦の価値といぶし瓦の美しさ、またそれを作り続けた瓦製造の技術を守っていきたいのです。
日本人が愛してきた屋根瓦や受け継がれてきた伝統技術は、新しいデザインによって新たな価値を引き出すことができると考えます。
IBUSHIGINがめざしているのは、伝統の瓦の色合い「いぶし銀」と、瓦職人が受け継いできた「いぶし銀」とも呼べる匠の技を次の世代に継承していくことです。
時代とともに形は変わっても、瓦がもつ本来の機能性や美しさを残していきたい。
それが100年にわたり瓦を残し続けてきた私たちの使命です。